カレーを覚える

カレー

今回はみんな大好きカレーを覚えよう

簡単なレシピを元に意味や考え方ポイントを細かく説明していきます!

カレーには色々なカレーありますね、日本のカレー、インドカレー、ネパールカレーなどなど。

今回はカレーとはどう出来ているのか、その辺を説明しながら進めていきたいと思います!

日本のカレー

日本のカレーは大きく分けると
スパイスルウ。
スープ

この2つに分かれています。

いわゆる日本の家庭のカレーは市販のカレールウを使って作りますね、
ではその市販のカレールウの成分をみてみましょう。

1-1 スパイスルウとは?

市販カレールウ成分表
品名カレールウ 原材料名:牛脂豚油混合油 小麦粉 カレー粉 砂糖 食塩 でん粉 デキストリン 香辛料 酵母エキスパウダー 香辛料オイル 焙煎香辛料ペースト たん白加水分解物(ゼラチン)/調味料(アミノ酸等) カラメル色素 酸味料 乳化剤 香辛料抽出物 香料

これを見ると小麦粉。スパイス。牛肉や豚や色々美味しそうなのが入っててこれだけだとよくわからないですね。

でもルウと言うのは小麦粉とバター「油など」を炒めて、出汁「旨味になる物」や香り「スパイス」を入れ固めたものをルウといいます。

つまりこれを見ると小麦粉にスパイスと牛肉や豚の油、の味を足して固めた物なんだって事がわかりますね。

1-2 スープとは?


野菜スープを作ります。お肉を炒めて、人参、玉ねぎ、じゃがいも。これを水に入れてグツグツと煮込んでいきます。そう実はこれがスープなんです。

当たり前かもしれませんが、これに塩を入れたら超簡単コンソメスープになります。日本のお味噌汁でいう出汁の部分ですね、これが旨味となり味を決める大きな役割になります。

1-3 ルウとスープの二つを混ぜると一般的なカレーが出来上がる。

そう、トロリとするのはルウの小麦粉のおかげでトロリとします。旨味は野菜とお肉の出汁。
市販のカレールウにも野菜やら肉やらの旨味成分がありますが、これは通常の鍋に入れる野菜と肉では出汁が足りないのでお助け用で入れてあるだけです。

昔試した事あるんですが、ただのお湯に市販のルウを溶かして味見しても全然美味しくないんです。(笑)
お鍋に野菜と肉を入れてスープを作った上でお助けのルウの中の出汁(旨味成分)がさらに加わり美味しくなるんです。

ウチは更にコンソメキューブ入れる!
って言う方もいらっしゃるかと思いますがそれは出汁の濃度を濃くしているって事です、

日本のカレーはこうして出来ています。

1-4 カレールウの分解

それではちょっとカレールウを分解してみます。
小麦粉とバターでトロミをつける役のルウ
スパイスでカレーの香り。
粉末出汁、スープで旨味をプラス。

簡単に言うと。
カレーってのは。カレーってスパイスの香りなんです。
それを旨味のスープと合わせて出来上がります。

これが日本のカレーの仕組みです。

これでルウの作り方が分かればアレンジもできちゃいます!
ルウを作って好きなスパイス混ぜて、
出汁を入れたらカレーです。

そんなに単純ではないのも事実ですが仕組みを知っていると覚えたあとに料理は繋がります

応用編 インドカレーを覚えよう

バターチキンカレー。

バターチキンカレーはとっても人気のカレーですね、僕もまだ料理を始めた頃作ってみたのですが全く美味しくなくて。レシピ通りにやってるつもりだったんですが味がないと言うか、酸味が強すぎてとても食べれなかったんです。

なんか期待していた味と全然違くてあのネパールやインドカレー屋さんのカレーはどうなってるんだと不思議でした。

それではちょっと分解してみましょう。

2-1 よくあるベーシックレシピ

MEMOレシピ

出汁とスープのグループ

玉葱          サンプル分量
ホールトマト      サンプル分量
鶏肉          サンプル分量

香りのグループ

ターメリック      サンプル分量
コリアンダー      サンプル分量
クミン         サンプル分量
カルダモン       サンプル分量
ニンニク        サンプル分量
ショウガ        サンプル分量

味付けのグループ

塩           サンプル分量
砂糖          サンプル分量
カイエンペッパー    サンプル分量

補助的グループ

生クリーム       サンプル分量
カシューナッツ     サンプル分量
バター         サンプル分量

ベーシックでよく使われている材料で説明していきます。

まず香り、カレーの香りとしてなるのがスパイスとニンニク、生姜になります、

旨味、もしくは出汁スープとしての食材は鶏肉、トマト、玉葱です、

もちろん考え方としてはここには載っていませんがヨーグルトや、ココナッツミルクなどもレシピによってはあります。

日本のカレーと違う所は水がない事とトロミとなる小麦粉で出来たルウがない事です、

インドカレーなどでは水を使わず作るのがほとんどで、小麦粉のルウも使いません。水の代わりになっているものがココナッツミルクや生クリーム、小麦粉のトロミがない代わりにヨーグルト、トマト、玉葱などで濃度がでます。(下記のポイントで説明あり)

もちろんサラサラのカレーにしたい場合など配合などが変わりますがここでは一般的レシピを参考にしていますので割愛させていただきます、

2-2 旨味になるのは?

旨味、出汁スープの代わりになるのが玉葱、トマト、鶏肉といいましたがなかなか理解しづらいですよね、鶏肉はもちろん火を入れて煮込む事により鶏肉の出汁がでますね、

玉葱、トマトなども出汁の基本である、コンソメやブイヨンを作るときには入れます。

香りのベースとなる
スパイス、ニンニク、生姜、

旨味のベースとなる
鶏肉、玉葱、トマト、

その二つを引き立てる旨味の代わり
生クリーム、カシューナッツ、(ヨーグルトやココナッツミルク)

バターチキンカレーなので
バター

このように分けてみるとなんとなくどうやって出来ているかわかりますね、
カレーなのでスパイスはもちろんですが、
トマトベースの出汁があり、
乳製品系の水分とまろやかなコクのある食材に分かれています。

ポイント
ここで一つの疑問が出ます。なぜ玉葱などがトロミになるのか。それはインドカレーなどは玉葱、トマトなどを炒めた後にジューサーミキサーなどで液状にします。カシューナッツも水でふやかしジューサーにかけてとろとろにして混ぜます。液状になることで味の一体感と口当たりもよくまろやかに仕上がります。この内容は乳化と混ぜるで、ご紹介もしています。

これがバターチキンカレーの分解です。

一つのカレーの作り方がわかればあとは食材が変わって何が香りで何がベースでどれが水分なのかがわかります。
これを参考にそれでは実際に作っていきましょう!

バターチキンカレーリンク

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