イタリア料理とフランス料理の違いはおそらく答えられる人はほとんどいないと思います。
この違いや文化を知ることでどちらの料理も知ることができ、料理の意味がわかり楽しくなってきます。
これから料理を始める方も、駆け出しのプロ料理人も是非参考にしてください。
イタリア料理とフランス料理。
一言で言うと、素材の味を活かし、調理やソースなどもその場で仕上げる、一般家庭やレストランやパーティーなどで作る料理がイタリア料理。
同じく素材を活かし、丁寧な下処理をしてソースはソースとして別で作り。一つ一つこだわり、美と旨味を追求した、王宮料理がフランス料理。
もちろんフランス料理でも家庭的なビストロなどや、イタリア料理でリストランテなど高級な物もありますが、調理法として鍋の中で旨味を出して素材をそのまま使うのがイタリア料理。
ソースは別で出汁を取り仕上げたりする調理法が多いのがフランス料理です。
実はすごく似ている料理が多くイタリア料理の王宮用としてフランス料理が生まれました。
つまり、意味を理解すると、どちらの料理も理解が出来て全ての料理に応用ができる事を学べるはずです。
イタリア語で「アーリオ」はニンニク。
「オーリオ」はオイル。
つまり、アーリオオーリオは「ニンニクオイル」の事です。
イタリア語はローマ字なので日本人には読みやすく、単語を覚えるだけで案外料理を理解するのは簡単ですので是非覚えてみてください。
「アーリオ、オーリオ」イタリア料理にはなくてはならない基本とすべての始まりになります。必ず覚えておいてください!
イタリア料理は文化や調理法からもわかるように、一つの鍋で素材の味を組み合わせて作る料理がたくさんあります。
そしてたくさんのオリーブオイルを使い、日本での油は揚げ物や、お肉を炒める為の調味料ですがイタリアではオリーブオイルはソースとして考えています。
カルパッチョ「お肉やお魚」にオリーブオイルをかけたり。
パンにオリーブオイルをつけて食べたり。
イタリア人はオリーブオイルの香りと旨味を楽しんで料理に使っています。
オリーブオイルは炒める油ではなく、ソースとして、オリーブオイルに色々な素材の味を足して行きましょう!それこそがイタリア料理、このシンプルながらにとても重要なポイントです。日本人は油を油として考えてしまうのでそれだとイタリア料理はいつまでも覚えられないです。まだ意味がわからない方にも色々なイタリア料理を学んでいくうちにすべてがつながります。それでは1番分かりやすく誰もが知っているパスタの作り方で学びましょう。