読んで料理を覚えよう

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今料理のレシピや作り方はたくさんのサイトや本があります、「読んで覚える料理教室」ではどんなレシピをみてもこれはこの材料で代用できる、これは絶対必要な調味料、
などなど、レシピの考え方と超基本的な料理を細かく分野分けして考えていこうと思います。

ここではレシピを見てなんとなく料理を作る。
その時は出来るけれどいざ応用が出来ない。違う食材や調味料が出てくるとわからない。

面倒でやる気なくなっちゃいますよね。
それより楽しむ事、ちょっと知ること。そしてやってみたいと思う事。

料理が苦手、ちょっとしかできない。などそんな初心者の方に本には載ってないレシピの意味を代表的な料理を中心にちょっと僕の独自の感覚で教えるブログです。
とても僕の感覚での表現も多いかもしれませんがゆるーくお付き合い頂けると嬉しいです。

この料理教室の考え方。

この料理教室では料理を作る時必ず材料を分野別にして考える事にしています。
そうする事でわかる事があります、

それはどんな役割でその食材や調味料が必要なのか。
もちろんその料理を作る為だよ、そうなってしまうのですがここでは旨味となる食材や調味料、塩味となる食材や調味料。その他、甘味、香りなど、使う食材や調味料の役割を分野分けして考えていくと料理レシピが理解出来てくると思います。


サンプルカレーレシピ


MEMOレシピ

出汁とスープのグループ
人参          サンプル分量
玉葱          サンプル分量
ホールトマト      サンプル分量
香りのグループ
ターメリック      サンプル分量
コリアンダー      サンプル分量
クミン         サンプル分量
カルダモン       サンプル分量
味付けのグループ
塩           サンプル分量
砂糖          サンプル分量
カイエンペッパー    サンプル分量
補助的グループ
生クリーム       サンプル分量
カシューナッツ     サンプル分量
バター         サンプル分量


出汁とスープのグループ

人参、玉葱、鶏肉、ホールトマト

旨味の役割となる素材この素材がないと味の基盤が出来ない重要な食材。

香りのグループ

カルダモン、クミン、コリアンダー、ターメリック

カレーとしての香りのベースの素材、味はないがこの香りがカレーという料理となり味の変化にもなる。

味付けのグループ

塩、砂糖、カイエンペッパー

味付けや調整、味の引き締めの素材

補助的グループ

生クリーム、カシューナッツ、バター

選ぶ食材によって作りたい物を調整できる食材(例)バターを入れなければノーマルなチキンカレーになるなど。代用できる食材もたくさんありオリジナルの料理として工夫がしやすい。

ポイント
この様に分野分けしてみると変えてはいけない物とアレンジができるところが見えてきます、今回のサンプルレシピはカレーですのでカレーの香りのスパイスと旨味のスープは大事ですね。もちろん旨味、香りの部分でのアレンジもできますが仕組みを知ることでその料理のベースが分かってくるので意識をしてみましょう。

料理とは?

料理は化学。
そう言ういいかたをする方もいらっしゃるかと思います、でもこれは僕的には結構正確だと思っていて、とても大事な事だと思うんです、、
でもそれに付け加えるとするなら。

知識あってこその化学。

だと僕は思っています、計量や時間はもちろん凄い大事ですし、ちゃんとやらないといけない事ですが何故どうやって美味しくなるのか、どうしてそうなるのか。興味を持つって事と考え方をちょっと変えるときっと楽しく料理が出来るかと思っています。

料理が出来ないのは知識が無いだけ、

まず料理をしようと思ってレシピを探しますね。見つけたレシピ通りに料理してみたり。なんとなく塩を入れてなんとなく砂糖を入れて。

このなんとなく塩を入れる。これが覚えられない原因とレパートリーが広がらない原因なんです、応用をするにもベースの知識がなければ作れません、なぜ塩なのかをしっかりと理解して出来るようになると料理が怖くなくなります、

誰かの前でご飯をつくったりする時って結構怖いですよね、不安だし自信もなくなっちゃいます。こういう不安や怖さは次に進む事や挑戦が本当出来なくなってしまうんです、まずは不安や怖さを少しでも無くして自分なりの答えを見つけられるように頑張りましょう。

料理は 5味、塩味、旨味、甘味、苦み、酸味で美味しく。香り、で更なる進化。

食材写真

料理って実はこの6つが大事、、このバランスを常に考えて料理をする事でどんな味にしたいのか、何の調味料が必要なのかがなんとなくわかってきます、基本的には塩味と旨味だけで料理は美味しいです。そこに甘さや香り。苦味や酸味が加わる事で色々な料理になるんです。これがわかるだけで今まで何となく見てきたレシピがきっと意味のわかるレシピに変わる事でしょう、でも今はへーってくらいでいいです、ゆっくりと覚えていきましょう。

調味料の役割を考えよう。

調味料によってそれは塩味なのか、旨味なのか甘味なのか、どの役割があるのかを少し考えてただ味がないから塩を入れよう。と言う考えをやめて今必要な調味料を考えながらこの料理教室を進めて行きたいと思います、


読む料理教室での調味料配分表


醬油
旨味
(3.0)
塩味
(5.0)
甘味
(1.0)
香り
(3.0)
使いやすさ
(4.5)

コレを見ると醤油って考えてみたらこんな感じで考えられる事がわかりますね、もう日本人には当たり前すぎて醤油は醤油としか思えませんがちゃんと旨味と塩味があって香りもあります。どう使うのか、香りとしてなのか、塩味としてなのか、きっとたくさんありますね、1つの調味料でも考えたら沢山の答えがあるのでこれからはちょっといつもとは違う考え方をしてみると面白いと思います。

日本人は料理上手

一汁三彩

どういう事だ?って思う方もいるかと思いますが本当なんです、日本人の食の形は海外の形と比べると特別な事があります。それは、口の中で味を調整して食べている事。

一汁三菜 
コレは日本人の誇るべき文化です、和食がユネスコ無形文化遺産になりこの
日本の食の形は理想的で栄養バランスも取りやすく世界に誇る食生活なんです。この食べ方の特徴でもある、おかずを食べて、ご飯を食べて、この食べ方こそ味を調整していますね。

ご飯が進む料理!
少し味が濃いとご飯を食べる量が多くなってしまいますね、コレも料理の味付けと考え方は同じ事なんです。海外の料理では1皿ずつ完成されている料理が多いので口の中での調整はあまりありません。味付けはどういう状況でどう食べるのか、それを想像する事で決まります。ご飯と食べるのか、一品で食べるのか、量はどれくらい食べるのか、だいたいの方は想像できていると思います。
その想像で料理はほぼ出来上がります。

何から覚えたらいい?

さて、料理を始めるのに何からすれば良いのかって結構難しいですよね?好きなものから作る。これもいい事だと思います。でも僕がおすすめするのは

カレー

なんだカレーかって思った方もいるかと思いますしそれなら出来るって思う方もいるかもしれないです、

でもカレーには料理の基本がたくさんあってとても面白いんです、それを説明しながらどんどん色んな料理を教えていきたいと思います。

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